能力設定

ブルーウィッシュ

 蒼希望の三種の戦闘形態の総称。西暦2001年に活躍した「新人類アギト第一号」(注1)と生物学的には同種だが、「アギト第一号」に比べて金属質かつ鋭角的な外観になっており、青を基調とした体表がそのイメージに拍車をかけている。鋭角的な眼と、額の宝石状の器官とそこから生える一本の角(ツノ)が特徴。また、胸部に西洋甲冑の胸当てをほうふつとさせる胸板が発生している。



(ノーマルフォーム)
身長 190cm
体重 100kg
外観 眼と胸板、角の色が黄色になる。
数値 装甲、運動性共に安定した数値となっている。
特徴 望が最初に変身する中距離戦形態。武器を召還せず、自然構成されたブレードやレーザー発振器官で戦う。

・格闘 P 1マス
 単なる正拳突き。

・生体ブレード P 1マス
 肘から生やすブレードを高周波振動させて、敵を切り裂く。ちなみに、ブレードは普段は縦1センチ・横15センチの突起となっており、任意で縦5センチ・横30センチになる。

・ブレインレーザー ― 5マス
 額にある宝玉のような器官から放つ光線。

・メガスマッシャー ― 3マス
 胸板の下の球形の器官から撃ち出す大出力生体レーザー砲。胸版を開くことにより、使用する。これを発射する際、ブルーウィッシュの角が一本から三本へと枝分かれする。ちなみに、フリーハンドで胸板が開く。

・拡散メガスマッシャー MAP 5マス
 メガスマッシャーを広範囲に発射する技。複数の敵を攻撃できる分、破壊力がやや低下し、エネルギーの消費量が高くなる。

・メガクラッシュ P 1マス
 メガスマッシャーを放つのに費やすのと同等のエネルギーで拳を覆い、敵に正拳突きを当てる。メガスマッシャーの破壊力を凝縮しており、一点集中攻撃する時に用いる。




(ソードフォーム)
身長 190cm
体重 75kg
外観 眼と胸板、角の色が赤くなる。
数値 三形態の中で一番身軽で、耐久力と装甲が減少した代わりに運動性と移動力に富む。
特徴 ブルーウィッシュの近距離・空戦形態。脚部に重力制御器官が構成され、周囲の重力を軽減させることでの空中格闘も可能。

・格闘 P 1マス

・ロンギヌスソード P 1マス
 ソードフォームで戦う際にパンドラボックスの武器庫から異空間を通して召還される長剣。「神殺しの槍」と名高いロンギヌスの槍と同等の効能を持つ剣、という意味を込めて名づけられた。刃の大きさは幅5センチ長さ70センチ。その剣で敵を横薙ぎに切り裂く。

・ロンギヌススラッシュT P 1マス
 ロンギヌスソードをエネルギーで覆い、横薙ぎに敵を切った上で突く。

・ロンギヌススラッシュU P 1マス
 ロンギヌスソードをエネルギーで覆い、敵を上段切りしたうえで突く。威力は一の太刀よりも高いが命中率が低くなる。

・ロンギヌススラッシュV P 1マス
 ロンギヌスソードをエネルギーで覆い、横薙ぎ、上段切り、突きの三連攻撃を行う。




(ランチャーフォーム)
身長 190cm
体重 120kg
外観 眼と胸板、角の色が緑になる。
数値 三形態の中で一番頑健で、運動性と移動力が減少する代わりに耐久力と装甲に富む。
特徴 ブルーウィッシュの遠距離・真空戦形態。光合成器官が構成され、周りを酸素で覆い、さらにそれをバリアーで覆うことにより真空空間での長期滞在が可能となる。

・格闘 P 1マス

・ヨルムンガンド・ライフル − 8マス
 異空間より召還されるロングライフル。蛇の頭を模したバレルが特徴。

・フレスベルク・ミサイル − 6マス
 異空間より召還、装着される多連装ミサイルランチャー。背面に六本の直方体型ミサイルがラック装備されており、そこから円盤型ミサイルを撃ち出す。ただし、弾数は少ない。

・拡散フレスベルク・ミサイル MAP 5マス
通常は六枚の円盤型ミサイルを一体の敵に当てるが、この技はミサイルを1枚ずつ敵に当て、計六体の敵にダメージを与える。

・フェンリル・ランチャー − 5マス
 異空間より召還される大口径ビームランチャー。狼の頭部を模したカバーを付けることにより収束率を高め、メガスマッシャー以上の命中率と破壊力を得ている。ただし、エネルギーの消費量も高いため、序盤では1話につき1発分しか使えない。




(ギガンティックフォーム)
身長 29m
体重 1.53トン
外観 ノーマルフォームと大差なし。
数値 HP、装甲が飛躍的に上昇。運動性はノーマルフォームより10%減。
特徴  ブルーウィッシュの巨大化形態。重力制御で空中戦もこなす。また、オキシジェンフィールドにより真空・水中戦もこなす。
 ただし、巨大化してから3ターン後、エネルギーが10%ずつ減っていく。さらに、巨大化を解いた後、ブルーウィッシュのエネルギーは最大値の5%になる。

・格闘 P 1マス

・ブレインレーザー ― 5マス

・ギガスマッシャー ― 3マス
 巨大化したため破壊力が約1000倍に上昇。

・拡散ギガスマッシャー MAP  5マス

・ギガクラッシュ ― 1マス


クリスタルニードル

身長 185cm
体重 95kg

 晶護ハリが戦闘形態に変身した姿。黒の西洋甲冑を基盤に、肩、二の腕、拳、胸部、腰部、脚部を水晶のような金属で覆った姿をしている。また、左肘に楕円形の盾のような器官が発生しており、その先端から長さ15cmの刺(とげ)が生えている。
近・遠共にバランスのとれた数値である。

・格闘 P 1マス

・メディカルウェーブ ― 4マス
 ヒーリング効果のある光線を味方に浴びせることでHPを回復させる。自身にも使用可能。

・レフトレーザー ― 6マス
 左腕の棘(とげ)から発射されるレーザー光線。

・ライトランス P 1マス
 クリスタルニードルが異空間より召還するランス(槍)。

・ミストルテイン・ランス P 1マス
 ライトランスを破壊バクテリアで覆い、敵に刺すことで内部よりダメージを与える。

・ミストルテイン・ウェーブ ― 4マス
 左腕の盾より破壊バクテリアを広域に散布する。




(注1)「アギト第1号」・・・・西暦2001年における「連続不可能殺人事件」の解決に貢献した怪人。その正体は、二段変身能力を持つ新人類へと進化したS青年(当時、某教授家に居候)である。
 その存在は、警察上層部が権威失墜を恐れたため、一般には知られていない。と、言うのも、第四号の場合は「警察に効果的な装備がなかった」ということで世論を納得させることができた。しかし、本件は入念な分析と相応の予算をかけて開発した「G3システム」があるため、またも得体の知れない怪人に助けてもらうのは「恥」だと考えたらしい。
 ちなみに、S青年は200X年現在、都内にてレストランを経営している。


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