登場人物


ドランサー

 アオヤマ博士によって作られた、バイオロボット試作機。時間マフィア「クロウ」の計画を阻止するために封印を解かれ、TSWAT隊員カズヤやネコ型ロボット・ドラえもん、20世紀の小学生・野比のび太と共に、クロウや、反乱を起こしたバイオロボットと戦い、その計画を阻止した。事件後はTPに入り、TSWATアルファ小隊所属の隊員として活躍している。人間とほぼ変わりない感情をもち、自らも人間と積極的に関わりたいと望んでいる。


カズヤ

 TSWATアルファ小隊長。ドランサーとはクロウ事件以降行動を共にしている。冷静な判断力と射撃能力の持ち主で、TSWATの中でも実力はトップクラス。やや生真面目すぎるところもあるが、ドランサー同様人間を愛する気持ちを持っている。


サナダ

 TSWAT隊長。数々の凶悪時間犯罪の解決に貢献してきたベテラン捜査官である。常に冷静な態度を見せるが、その心のうちではかつての事件でとった自分の行動と良心の間にジレンマを抱えている。


麻鳥トモエ(紅蓮九尾)

 ネオ・サッグに所属する怪人、「紅蓮九尾」に変身する美しい少女。口から高熱の火炎を吐き、あらゆるものを焼き尽くす。また、「傀儡九尾」と呼ばれる8体の分身を使い、敵を翻弄することもできる。腕にはブレスレット型の小型ワームホール発生装置をつけ、どんなものでも、どんな時代からでも呼び出すことができる。彼女と接触したドランサーは、彼女がある事実に対する深い怒りと悲しみに突き動かされていると感じた。


司祭インダラ

 ネオ・サッグ本部基地「ネオ・カリグハット」の司令官兼司祭であり、首領カーリーに直接仕える。黒い馬の仮面をかぶり、「神官」と呼ばれる怪人達に命令を下す。トモエは彼が直接育てたため、彼女に対しては特別な感情を抱いている。


カーリー

 改造人間を使って破壊行動を繰り返す謎の暗殺教団「ネオ・サッグ」の神を名乗る首領。ネオ・カリグハットの奥にある祭壇にまつられた女神カーリーの像から指令を出すが、その正体や目的などは一切が不明である。

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