作者:バゼラードさん
ようするに、この男はこう言いたいのだ―――――彼らに復讐する気はないか、と。
「成る程。確かにあんたはメフィストフェレスだ」
「いかにも。私は支配者ルシファーの下を離れた悪魔メフィストフェレス。差し詰め君はファウストだな。これは悪魔の契約だ。君の魂と引き換えに、人ならざる力を君に授けよう。その力、如何に奮うも、その果ての幕引きに君が天国へ昇るも、全て君次第だ」
悪魔の契約。人の道を捨て、復讐の道に生きるか、否か。
(本文より引用)
バゼラードさんによる、「仮面ライダーシオン」と同じく復讐に燃える一人の仮面ライダーの物語。今後の展開を期待します。
1st 「Loss in the debris」 |
護りたいと心から思えたもの。それを失ったとき、彼の道は決まった。たとえそれが、悪魔と往く修羅の道であっても・・・。 |
2nd 空を詠うカノン |
瓦礫を覆う蒼穹に、あどけない少女の歌が響く。それは、今はまだ重なり鳴らぬ追複曲。 |