THE RIDERMAN
作者:影月

 TVシリーズ「仮面ライダーV3」第4クール。新たな大幹部・ヨロイ元帥率いるヨロイ軍団を迎えた悪の組織デストロンと、それに立ち向かう仮面ライダーV3との決戦を描いたこの最終クールに突如登場し、視聴者に鮮烈な印象を与えたキャラクターがいた。元デストロンの科学者であり、その優秀さ故にヨロイ元帥の嫉妬を受け処刑されかけ、失った右腕にカセットアームを装着し、復讐鬼としてヨロイ元帥への戦いを挑んだ男。仮面ライダーとして唯一、騙されていたとはいえ自らの意思で悪の組織に加担したという過去を背負い、それ故にのちに復讐から償いへと戦いの目的を変え、そして、仮面ライダー4号の名を贈られた男。彼の名は結城丈二・・・またの名を、ライダーマン。

 数多いる仮面ライダーたちの中でも、その特異なキャラクター性により今なお絶大な人気を誇るライダーマン。「いつか彼を主役にした物語を書いてみたい」と思っていた管理人が、それを実行に移すときが来ました。形式としては、「もしライダーマンを主役とした劇場版作品を作るならば」というイメージでの半オリジナル作品となります。ヴァリアントやTの作品世界、そして、TVシリーズ「仮面ライダーV3」とのいずれとも直接の繋がりをもたない作品ですが、自分なりに描いたライダーマンを皆さんにお楽しみいただければよいと思っておりますので、よろしくお願いします。

設定資料集 登場人物、戦力設定、怪人等
予告編 珍しく作ってみた予告編

Chapter.1 Contact  理由も目的地もわからぬまま父に連れ出された大学生ヒズルを、異形の怪人に率いられた謎の武装集団が襲撃する。その絶体絶命の危機に現れた、仮面の男。彼の名は・・・ライダーマン。
Chapter.2 Birth  部下を、友を、そして恩師を・・・全てを失った夜。仮面の復讐者誕生の時。
Chapter.3 Crisis  ジョージと共に父の親友を訪れたヒズルを待っていたのは、自身さえ知らなかった自らの過去、そして、それにまつわるDEATHTRONの恐るべき陰謀だった。だが、DEATHTRONの追撃の手は容赦なく2人に迫り来る。
Chapter.4 Showdown  首都壊滅のタイムリミットが迫る中、ジョージはケンと共にDEATHTRONの秘密基地に潜入する。果たして、囚われのヒズルを救い出せるのか? 首都の運命は? そして、復讐の行き着く先は?
Epilogue  それから、3ヵ月の時が流れた・・・。

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