作者:The・杖ィさん
The・杖ィさんの手によるオリジナル仮面ライダー小説です。悪の組織「ヴァジュラ」と戦う甲虫ライダー・ゼンの戦いを描きます。見事な筆致により描かれるゼンの活躍に、応援お願いします。
設定資料集 | 改造人間他、本作に登場する様々な設定資料集。 |
戦闘能力設定 | 仮面ライダー・ゼンの戦闘能力についての設定資料集。 |
登場人物 | 本作に登場する人物たち。 |
第1部
第1話 戦う力と輝く明日 |
青年・宮崎和馬が目覚めると、そこには大門と名乗る科学者がいた。彼との会話により、忌まわしい記憶を徐々に取り戻し、それを行った「組織」について知る和馬。そして、襲い来る「追っ手」。追い詰められたとき、彼の体に宿る力が、発動する・・・。 | ||||||||
第2話 対空迎撃 |
「ヴァジュラ」からの第一の追っ手を退けた和馬。戦いを終え、その足が向いた先・・・それは、家だった。しかし、「ヴァジュラ」からの追跡の手はなおも迫り、それは彼の周辺にまで・・・。 | ||||||||
第3話 真紅の魔槍 |
特訓を重ね、自らの力を確実にものにしていく和馬。しかし、レグナム・クリスタルの力に漠然とした恐怖を感じる彼は、それを最大限に引き出せないために一敗地にまみれる。そんな彼に託される、新たなる力。その名は真紅の魔槍、ゲイボルグ。 | ||||||||
第4話 怪人工場 |
彰が見つけてきた新聞記事。そこに書かれていたのは、水戸で発見された謎の遺跡と、そこで起こった奇怪な変死事件だった。ヴァジュラの影を感じ、水戸へと向かう和馬たち。だが、そこで彼らを待ち受けていたのは・・・。 | ||||||||
第5話 正義の系譜 |
その少年は逃げ続けていた。自分を追ってくる異形の者から、そして、自分の身に起こったことから。一方、陽子のケータイの機種変更につきあって街へ出た和馬たちは、ズタズタにされたバーミンコマンドたちの死体を目撃する。”共振”を頼りに、彼らはある場所へとたどり着く。 | ||||||||
第6話 愚か者に花束はいらない |
なんでもない和馬達の日常。その日常の延長にヴァジュラとの闘いがある。そしてそんな状況の中、直接対決する和馬とカタオカ。そして和馬は、勝つために、強くなるために本郷に地獄特訓メニューを言い渡される。 | ||||||||
第7話 戦いの時は、今 |
カタオカは信じるものを失い、ゼンがBKJを倒す事すら黙って見ているだけとなった。大樹も彰によって射撃訓練をしていたある日、シュナと名乗る銀髪の少女に出会う。 そして、10月の始め、台風の上陸したその日、嵐の中でヴァジュラは動き始めた。作戦名は『オペレーション・Ωファイル』。この街全体を襲う危機に、すべての正義が立ちあがった。 |
||||||||
第8話 異形の恋の儚さたるや |
OΩFから一ヶ月が過ぎた。力を求める大樹は日に日に不安定になりつつも、シュナがいる新しい日常を送っていた。一方で、加奈はある決意を固めるが――。シュナの真実、加奈の体。それぞれに障害が立ち塞がる。 |
||||||||
前編 | 中編 | 後編 | |||||||
第9話 地獄のような炎の海に
|
遂にヴァジュラとの総力決戦の火蓋が切って落とされた。 戦火の中に様々な想いが交錯する。己を信じられなくなった者、ひたすらに己を信じる者、誰かの身を案じる者。彼らはそれぞれがそれぞれの道を歩もうとする。 そして、今までじっと息を潜めてきたモノが、真っ赤な海の中で目を覚ました。全ての者の道を阻む、それは極大の"障害"である。 |
||||||||
第2部
設定資料集 | 第2部から登場のキャラの設定資料等。 |
第10話 覚悟はここに/運命の戦士 前編 |
富士山の下での戦いから時が経ち、やがて迎える大晦日。 人もその関係も、全てのものは変わり果てた。戦いの遺志を捨てた和馬。ようやく傷のいえた仲間たち。目の前から消えてしまった男。 ヴァジュラでも新体制が整い、より強力な幹部たちが日本に集結する。それを束ねるビッグゲイトも、仮面の下で策謀を巡らす。 そして決定的な戦いを前に、和馬は一人の少年と出会う。 |