仮面ライダーζmkU

全長 175cm
質量 450kg
出力 3万5千馬力
パンチ力 25トン
キック力 45トン
最高速度 120km/h
瞬発力 100mを4秒で走りきる
FCS 最大30km圏内を完全探知
稼働時間 戦闘活動時間48時間
通常活動時間480時間
コンセプト あらゆる地形、局面でも活躍ができる万能型

7月の戦闘で大破したζが生まれ変わった状態。6月までの稼動データを元に十分なテストを重ねた信頼性の高い戦闘用義手義足が使用されており、急ごしらえで完成させた従来の義手義足と異なって間接部やモーター、部品のほぼ全てが「電聖」の部品と統一化されたのでメンテナンス性の向上に加え、反応速度及び瞬発力などの運動性は従来の150%のスペックとなった。

重量は450kgと従来の350kgより増大しているが、ζの設計段階であった余分なパーツは全て取り外されている上に運動性の向上によりむしろ動きはよくなっている。他にもメモリやハードディスクの増設、四次元コンテナの許容量の増加、マシンナリーアナライズシステムのヴァージョンアップ、ジャミング下でのFCSおよび通信能力が格段に向上、「電聖」で不評だった音声FCSも取り外されているため処理速度も向上し、総合的な戦闘力の向上に成功している。

武装はζのものと流用されているものがほとんどだが、追加装備として「対ラ装甲貫通ニードルハンドガン」、「グレネード・ダガー」、「対ア迎撃小型ロケットピストル」が装備され、総合的な火力はζよりはるかに向上した。



・必殺技
スプラッシャー・キック
ζから引き継がれる最大の技。対象の原子間結合を極限にまで弱め、物理的強度をゼロにすることにより相手を駆逐せしめる。この原理を覆すことは事実上不可能であり、この技から生き延びるためには逃げるしかない。

ツェータ・キック
7月に体得した、浅岡宗一が仮面ライダーたる自覚を得た証明。高高度から落下して相手を蹴り飛ばす大技。
ちなみに本人はまだ仮面ライダーと名乗る自覚はなく、威力のありすぎるスプラッシャーキックに変わって使われる。

ツェータ・ブリーカー
mkUの出力を引き上げ、相手を抱えあげて腰骨を折るという荒業。



追加兵装:

ハイリニアショットガンU

ハイリニアショットガンのバージョンアップ版。
従来のハイリニアショットガンでは衝撃が大きすぎたために連射力が低く、また強度面で不安があったために戦闘でよく壊されていた。これらの反省点からガーデック・テクノロジー社はハイリニアショットガンのバージョンアップを行い、連射力や射程、威力、耐久性が向上し、同時に衝撃力の減衰と軽量化を果たした。

対ラ装甲貫通ニードルガン

強靭なライダースーツの装甲を貫通させるために作られた、特殊ニードルガン。
マッハ10というすさまじい発射速度に加えて螺旋回転を加えることにより、相手のライダースーツの装甲を軽々と貫通し、中の人間を致命傷に負わせる。ただし射程がわずかに10mと非常に短いのが欠点である。また宗一は6歳の頃、このニードルガンで初めての殺人を犯しているなど、彼にとって色々意味が深い武器でもある。

グレネード・ダガー

手榴弾と投げナイフを一緒にしたような武器。
ナイフの柄を180度回転させることにより信管の安全装置が解除されるが、投げつけてナイフが何かに突き刺さって0.3秒後にはじめて爆発する。密着距離で爆発を起こすために相手に与えるダメージは半端ではない。

対ア迎撃小型ロケットピストル

拳銃サイズにまで小型化した携行式の中距離対物ロケットランチャー。
追尾性の高い小型マイクロミサイルを発射可能で、その性能は音速飛行の戦闘機すらも追尾し、アーマー・ライダーすらも3発で破壊可能というmkU最強の火器。反面その衝撃力もすさまじく、連射ができない。






仮面ライダーη(エータ)

全長 161cm
質量 400kg
出力 2万1千馬力
パンチ力 15トン
キック力 25トン
最高速度 140km/h
瞬発力 100mを3秒で走りきる
FCS 最大50km圏内を完全探知
稼働時間 戦闘活動時間48時間
通常活動時間480時間
コンセプト 火力と射撃力と運動性の両立

レジスタンスが極秘に行った「改造人間再生計画」の元で生まれた、7番目の試作改造人間コードナンバー「η」のデータを、ライダースーツ技術および戦闘用義手義足技術にフィードバックしたもの。なぜバルラシオンがその技術を持っているのか、その理由は不明。
ηは高機動と高火力を最重視するコンセプトであり、ツェータのような汎用性には優れていないものの、ツェータ以上の弾薬及びFCSを装備、射撃戦ならば勝てるライダーはまず存在しない。だが接近戦は想定していない仕様であるために苦手で、Θと共同で運用するのが基本である。






仮面ライダー・Θ(シータ)

全長 178cm
質量 240kg
出力 6万馬力
パンチ力 23トン
キック力 45トン
最高速度 420km/h
瞬発力 100mを3秒で走破
FCS 最大10km圏内を完全探知
稼働時間 戦闘活動時間72時間
通常活動時間480時間
コンセプト 密林などにおける近接戦闘

レジスタンスが極秘に行った「改造人間再生計画」の元で生まれた、8番目の試作改造人間コードナンバー「Θ」のデータを、ライダースーツおよび戦闘用義手義足技術にフィードバックしたもの。なぜバルラシオンがその技術を持っているのか、その理由は不明。
Θは密林などといった未開の地形において最も適応したライダーであり、全10体のうち最高の瞬発力をもつ。特に高低差の激しい地帯では比類なきジャンプ力と瞬発力を発揮し、その動きを見切ることは非常に困難である。が、致命的なまでに射撃戦に弱く、ηと一緒に運用されるのが基本である。

2004年9月に浅岡成美の暗殺計画に基づき行動を始め、Θは護衛のライダー隊をひきつける陽動を行う役割だった。が、事前にスペクターによって察知されてしまい、あっけなく撃破されてしまった。





全長 198cm
質量 540kg
出力 12万馬力
パンチ力 33トン
キック力 53トン
最高速度 220km/h
瞬発力 100mを4秒で走破
FCS 最大10km圏内を完全探知
稼働時間 戦闘活動時間24時間
通常活動時間120時間
コンセプト 出力の限界挑戦

レジスタンスが極秘に行った「改造人間再生計画」の元で生まれた、5番目の試作改造人間コードナンバー「ε」のデータを、ライダースーツおよび戦闘用義手義足技術にフィードバックしたもの。なぜバルラシオンがその技術を持っているのか、その理由は不明。
εは「伝説の時代の仮面ライダー」の力を再現しようとしたライダーであり、全10体のうち最高のパワーをもつのだが、出力を重視しすぎたために他の性能が多機種より悪く、燃費も非常に悪いのが欠点である。変身者はナイト=ポールであり、稼働時間の欠点を補うために専用のアーマーライダーを使って戦う。


ダブル・ショットガン

対改造人間専用大口径特殊散弾銃。εの主力武器。
強力なショットガンを二連装式に改造し、対物用に強化したもの。ハイリニアショットガンの2倍以上の威力を誇り、改造人間であろうともただではすまない破壊力を持つ。もはやここまで来るとライダースーツを着込んでも衝撃に耐えることができず、改造人間でなければ衝撃に耐えることなどできないのだが、εの力ならば片手でも扱えるので二丁拳銃ならぬ二丁ショットガンという凶悪な使い方をする。






仮面ライダーκ(カッパ)

全長 198cm
質量 290kg
出力 4万馬力
パンチ力 19トン
キック力 37トン
最高速度 210km/h
瞬発力 100mを1秒で走破
FCS 最大100km圏内を完全探知
稼働時間 戦闘活動時間72時間
通常活動時間480時間
コンセプト 特殊作戦の適応

レジスタンスの特殊部隊であり監視者たる、スペクターが変身した状態。
漆黒の体に忍者を思わせる身軽な外見、改造人間再生計画の元で生まれた最後の試作改造人間であり、唯一の成功作品である。他のシリーズと違って明らかに人間に近い体型でかつ身軽な姿をしており、全10体の中で最も運動性や機敏さに優れている。また光学迷彩も装備し、あらゆる種類の武器を4次元コンテナに内蔵しているために、あらゆる種類の任務に対応することが可能。どちらかというと忍者の要素が非常に強い改造人間である。
過去の改造人間が失敗したのは人間よりスペックを優先していたためにどうしても不具合が起こってしまうことで、このκは人間とスペックの両立を図って成功し、以後この計画で得られたデータを元に、いくつかの改造人間が作りかえられているらしいが・・・?

武装
レーザーブレード

κの主力武器。普段は左肩に搭載されている。
あらゆる種類の原子のデータがインプットされており、物質に応じてレーザーの振動周波数や熱量が変化、いかなる質量を持ったいかなる物体でも豆腐のように抵抗なく斬り捨てることができる究極の白兵戦用兵器。これを受け止める術は同じレーザーブレードでなければ絶対に不可能。

指向性炸裂集中溜散弾

爆発の方向をあらかじめ決めることができる榴弾。局所的にエネルギーが集中できるため、いかなる相手でも有効なダメージを与えられる。

追尾性制御ダガー

指向性ワイヤーを駆使してあらゆるところからでも狙うことができる投擲武器

ハッキングレーザー・ネット
κの両手に装備されている、特殊武器。
指から発射されてそれを対象に触れてつなげるだけで、あらゆる物体の制御をのっとることができる。機械の場合はプログラムのレベルで相手をコントロールでき、生物の場合は電気信号を流すことで相手の筋肉及び神経をのっとってしまう。一度取り付かれてしまうと相手は自分でそれを外すことができず思うがままに操られてしまい、使用者以外では外力で外すことは不可能。

遮断迷彩
κのみに搭載されている特殊武装。発動させると光と空気と熱を完全に遮断する粒子を全身に帯びて、透明+無音+熱量が全くなくなってしまう、文字通りその場から姿が消えてしまうことができる。レーダーやセンサーにも完全に引っかからないようになり、そのままでの戦闘にも支障が無いが、最大連続稼働時間はわずかに1時間、インターバルに3時間必要とする。

質量制御装置
κの高機動力の根源であり、κが10体の改造人間の中で最強を誇るファクター。0.01〜100倍の範囲で調節が可能。
4次元コンテナの質量保存則原理を応用した装置であり、自在に質量を変更することができる。移動時には重力を一時的に上げ下げを繰り返して長距離を移動し、回避時にはセンサーにも捕らえられない驚異的な運動性を誇り、攻撃時には直撃の直前に質量を飛躍的に増大させ、ダメージを倍増させることができる、重要なファクターである。




山林ライダー

全長 172cm?
質量 ?kg
出力 15千馬力?
パンチ力 ?トン
キック力 ?トン
最高速度 ?km/h
瞬発力
FCS
稼働時間 戦闘活動時間6時間?
通常活動時間72時間?
目標 不良の抹殺による日本の解放

7月に起こった若者をターゲットにした連続銃撃事件の犯人たる山林信彦(元教諭 46才)が使っていたライダースーツ。具体的な経緯は不明であるが山林はバルラシオンと接触し、その時にこのライダースーツをもらったようである。そのバルラシオンはどこからか入手したかは不明であるが、レジスタンス最新鋭ライダースーツ「電聖」との共通点が非常に多く、恐らく改造したものと推測される。

本来ライダースーツは倍力作用のパワードスーツ的な意味合いが強く、素人が使えば日常生活レベルでの力の制御ができず、周囲に被害を及ぼす危険な存在でしかない。そのためにレジスタンスでは5年以上の兵役経験と、伍長以上の階級がライダースーツを着る条件となっており、そこから更に長い動作訓練を経て1人前の仮面ライダーとなることができるのである。
だが山林は失踪わずか1ヶ月でそのライダースーツを平然と使いこなしており、またライダースーツの残骸から検出された麻薬から、山林が麻薬の力を使ってそれを克服したと推測されるものの、当の山林それ自身は麻薬で自律神経が完全にやられ、精神が完全に崩壊してしまった。だがそれでもζに致命傷を負わせることに成功するが、接近戦の自信をつけたζによって撃破され、その後デビルライダーによって焼殺されてしまった。





仮面ライダー迎撃兵器AMR「ライダーハンター」

全長 252cm?
質量 994kg
出力 250万馬力?
パンチ力 40トン
キック力 60トン
最高速度 未測定(マッハ1?)
瞬発力 未測定(時速450km/h?)
FCS 10km圏内完全把握
50km圏内探知可能
稼働時間 戦闘活動時間24時間
通常活動時間240時間
目標 仮面ライダーの抹殺
動力 核分裂エンジン

 テロ組織バルラシオンが総力を結集して作り上げた「仮面ライダー迎撃兵器」。仮面ライダーの研究の結果「接近戦闘能力を無力化」、「ライダー撤退時における追撃能力」、「一撃でライダーを倒せる決定打」が必要と判断され、これらの条件を満たした最強の「仮面ライダーを狩る者」が産まれた。

 最大の特徴は表面部分の摩擦係数を1×10マイナス5乗にまで下げることによって外部の衝撃を滑らしてしまう「フリクション・ゼロ装甲」を装備しており、仮面ライダーの最大の利点である近接戦闘力の完全無力化に成功している。元々この装甲システムは21世紀のドクタージベットが等身大戦闘兵器デストロイドに採用しようとしたのだが、特殊交流電流に適応した素材は当時見つからず、机上の産物であったために権威が失墜した経緯を持つ。
装甲は強化錬成レアメタル合金であり150tまでの衝撃に耐えられ、そもそも衝撃の99.7%が先の装甲強化システムによって外部に逃げてしまうために破壊するにはおよそ7600tという冗談ではない威力の衝撃をぶつけなればならない。

 右手にはライダーを一撃で倒せるようにドリルランサー、左手の甲にはリアロエクスレーターすらも致命打を負わせられるAPSD弾(貫通電磁鉄鋼弾)を発射するキャノン砲が取り付けられ、ライダーが撤退しようとしてもその猛烈な走行速度とレーダーシステムによって逃げることも隠れることもほぼ不可能。とどめに万が一破壊されるような事態になっても、制御を失うと動力の核分裂エンジンが自動的に暴走し周囲一帯を容赦なく消し飛ばしてしまうように細工が施されているために、うかつに破壊できない危険な存在である。






バイクおよび機械





最高速度 28000km/h
馬力 19000馬力
武装 エネルギーブレード
12.5mmバルカンファランクス
製造 SBテクノロジー社

仮面ライダーκの使う専用バイク。
元々はリアロエクスレーターとトライアルテストをして敗北した機種であったが、その基本性能の高さを見込まれて「スペクター」専用のマシンとして使われるようになって経緯を持つ。「疾風」の後継機であるために瞬発力に優れるが火力はリアロエクスレーターに劣るため、後方から支援するよりも自らつっこんで攻撃する自立性を持つ。特に先端部につけられたエネルギーブレードはすれ違いざまに斬りつける必殺兵器で、高い斬撃力を持つ。



アーマーライダー
(TYPE2271ーBF2 40mmバルカン砲装備型))

機種 TYPE2271ーBF2
「GOURIKI―2」
販売会社 SBテクノロジー社
全長 3.7m
質量 180t
出力 6400万馬力
パンチ力 200トン
キック力 400トン
最高速度 70km/h
武装 腕部40mmバルカン砲
FCS 最大20kmまで
稼働時間 バッテリー駆動最大24時間
ソーラーパネル接続時最大36時間
コンセプト 都市要塞攻撃、および防衛用対人対物兵器
価格 64億クレジット
(日本円換算6400万円)

2110年に発明された、一人乗り用大型人型マシン。胸部の上にコックピットがあり、そこで操縦を行う。

名前はアレだか、見てのとおり仮面ライダーではなく人間の100倍のマンパワーを誇る完全なロボットである。開発当初は都市建設などに使われていた純粋な工業用だったのだが、2150年にデリー都市要塞(インド)が攻め込まれた際に緊急措置として強制徴用されたことにより初陣を果たした。その時の戦果で仮面ライダーでなくても接近戦を行えるその有効性が認められ、以後人間部隊の主力兵装となった。が、何とか低身長を維持するために無理やり脚を短くしたために足も遅く、燃料も貴重なガソリンではなくバッテリー駆動のため稼働時間が短い、図体が大きいためにヘリや戦車、重火器を持った歩兵に狙われるなど、兵器としては欠点だらけであったが唯一障害物の多い森林地帯や山岳地帯、都市部などでは十分通用するため、主に要塞攻撃や防衛、待ち伏せで使われるのが運用の常識となった。

 そのパワーは欠点を補って余りあるほどに圧倒的でかつ即死級、たとえ仮面ライダーでもパンチ一撃で200m吹っ飛ばし(本来はパンチなどしないのだが)、あまつさえ数メートルのクレーターを作り上げることが可能なほど。当然その衝撃に耐えられる術は皆無で、人間の2倍以上に及ぶ巨体から与える威圧感は十分、意外にも装甲が厚いので仮面ライダーによる強烈な近接攻撃や射撃に耐える事が可能。さらに近年では企業ごとの特性が増え始め、ロケット砲やバルカン砲、AP弾装備型、中には中距離対空ミサイルまでを固定武装した強化型が増え始め、まさに歩く戦車である。

リアロエクスレーターが火力重視のバイクになっている根拠として、仮想敵がこの高火力重装甲のアーマーライダーである。だがそれでも1対1で戦うにはやはりアーマーライダーに軍配が上がる。搭乗者を引きずり出せば何とかなるが、それでも近づくだけでも危険な相手であるために、結局は集団で一気に火力を叩き込むしか倒す術は無い。また真下付近に死角があるものの、センサーが反応して自動的に距離をとるようになっている。

操縦は非常にシンプルでかつ簡単、ハンドルは無いが自動車の操縦の感覚で乗りこなすことができるので民間人でも2、3日で簡単に乗りこなすことができるが、いっちょ前に扱うにはやはり訓練が必要である。また肉眼では見えない超透明の特殊錬成アクリルが操縦席に使用されており、安易に飛びかかることができない。





ε専用強化型アーマーライダー

機種 TYPE2271ーBF2
「GOURIKI―2」
製造会社 SBテクノロジー社
全長 3.7m
質量 240t
出力 7200万馬力
パンチ力 234トン
キック力 421トン
最高速度 133km/h
武装 腕部120mmリニアキャノン砲
肩部20mmバルカン砲
腹部フレイムランチャー
FCS 最大20kmまで
稼働時間 バッテリー駆動最大24時間
ソーラーパネル接続時最大48時間
コンセプト 都市要塞攻撃、および防衛用対人対物兵器

ナイト=ポール専用アーマーライダー。もともとこの機種「GOURIKI−2」は肩の部分と胸部にジョイント部が付いており、別売りのキャノン砲やミサイル、バルカン砲を取り付けられるカスタマイズ機種である。そのため市街地戦において戦車以上の機動性と火力を両立することができた、最強の局地戦闘兵器である。相次ぐ敗戦によって追い詰められたネオプラントとバルラシオンは、これまで「暗殺」だった浅岡成美を「殺害」することのみに力を注ぐようになり、そのため目立つアーマーライダーを21世紀に投入するようになったのである。
全体的な変更点として、ジェネレーターが最新機種に使われている新型に付け替えられたために出力が飛躍的に向上し、全体的な性能が上昇。手が大型化されてパンチ力が増大し、接近するライダーに対しては腹部の火炎放射器で一掃、換装された左腕の120mmキャノンはリアロエクスレーターすらも撃滅せしめるASDP弾(電磁貫通鉄鋼弾)を放つ。肩部のバルカン砲は360度回転し、一見すると縦回転しかしなさそうだが横にも稼動域があるので死角がない。自動車並みのスピードも出せる上にリニアシート導入のために操縦者の居住性を向上。装甲も強化され、通常攻撃はまったく通用しない、手に負えない強敵である。

ちなみにアーマーライダーが4m以内に納められている理由としては、市街地の電線などに引っかからないようにするためである。

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